ライブ配信とは?どんな機材が必要なの?

芸能人だけでなく、いまや一般の人もライブ配信をして多くの視聴者を獲得しています。ライブ配信の魅力とは、いったい何なのでしょうか?ここでは、必要な機材とともにライブ配信について解説していきます。

ライブ配信って何?

ライブ配信とは、パソコンやスマートフォンを利用して行うリアルタイムの相互通信のことです。パソコンやスマホから映像と音声をリアルタイムで届けることができ、視聴者もコメント欄から配信者にメッセージを送ることができます。視聴者は何が起こるかわからない、1度きりの番組をリアルタイムで見ることで特別感を得られます。また、それを見逃したくないという心理も働くでしょう。番組によっては、舞台裏を覗き見ることで情報を得たいという欲求を満たすこともできます。例えば、政治家であれば選挙前などにライブ配信を利用して討論会などを開き、有権者に自分の考えを伝えることも可能です。ミュージシャンがライブを配信をしたり、企業がオンライン会議に使うのも一般的になってきています。

しかし、何といってもライブ配信の大きな魅力はその相互性にあります。ライブ配信で、先生とコミュニケーションを取りながら英会話のレッスンを受けることもできます。本来なら直接話すことができないタレントが、運がよければ視聴者である自分のコメントに返事を返してくれたり、視聴者のコメントで番組の流れが変わることもあります。ライブ配信は、送り手側が一方的に作るものではなく、視聴者と共に作り上げていくのが魅力です。

ライブ配信の人気のコンテンツに「雑談」があります。これは本当にただ雑談をするだけのチャンネルで、「今日は学校でこんなことがあった」とか「電車の中でこんな人を見た」など、友達と話すようにコメントを通して画面ごしにコミュニケーションを取ります。そこに何か有益な情報があるわけでもないのに番組が盛り上がるのは、リアルタイムのコミュニケーションで視聴者の参加意識が高まるからです。これをうまく使うことができれば、タレントでなくても集客が見込めるコンテンツを作ることも夢ではないでしょう。

必要な機材とその使い方

ライブ配信は、YouTubeやTwitter、Instagramなどから配信することができます。基本的なライブ配信に必要なものは、映像を撮るためのカメラ、音を録るためのマイク、データを送るためのパソコンやスマートフォンなどのデバイスと配信ソフト(YouTubeなどのライブ配信機能)です。簡単な番組なら、パソコンやスマホがあればライブ配信が可能です。具体的には、例えばYouTubeでライブ配信をしたいならYouTubeチャンネルのアカウントとネット回線、カメラ付きのノートパソコンかスマホがあれば始められます。

自分のデバイスからライブ配信したい配信ソフトのサービスへ行き、「ライブ配信を開始」などをクリックすればライブ配信がスタートします。パソコンに備え付けの機材の音や画質に満足できない場合やBGMを流すなど、もう少し凝ったライブ配信を行いたい場合にはビデオカメラや一眼レフカメラ、Webカメラなどのカメラ、キャプチャーボード、マイク、ミキサー、コンコードソフトウェアなどが必要になります。使い方は機材によって異なりますが、これをパソコンにつないでライブ動画を配信します。

機材の役割と注意したいポイントとは?

パソコンやスマホの機能を利用しない、高度なライブ配信に必要な機材の役割と注意点をご紹介します。

カメラ

カメラは、パソコンに外部から映像を取り込むためのものです。Web会議などで使用するWebカメラを使うのが、最も手軽な方法です。ビデオカメラや一眼レフカメラを使う場合の注意点として、HDMIケーブルで画像をパソコンに取り込むことになるため、別途キャプチャーボードが必要になります。キャプチャーボードは、パソコンにカメラの映像を認識させるためのものです。カメラをHDMIケーブルでキャプチャーボードにつなぎ、キャプチャーボードをパソコンにつないで使います。

マイク

マイクは、パソコンに外部から音を取り込むためのものです。パソコンに元々ついているマイクは音質が悪い場合があります。ライブ配信の音質を挙げたい場合には、Web会議用のヘッドセットやUSBで接続するマイク、マイク端子を使用するマイクなどを利用すると格段に音質が上がります。

ミキサー

マイクの音にBGMを重ねたり、USB端子のないマイクを使うときに便利です。パソコンのソフトもありますが、ライブ配信を想定して作られたミキサーを使えば、電子ピアノなどの楽器の音を取り込むことができ、イヤホンをつないで出力音のチェックもできます。

エンコードソフトウェア

取り込んだ映像と画像を1つにまとめて、YouTubeなどの配信サービスに送信するためのソフトです。最近では、画像の切り替えやライブ配信の同時録画など、ライブ配信でやりたいことがほぼ実現するOBSなどの優れた無料ソフトがあります。

気軽にライブ配信してみよう

基本的なライブ配信はカメラ付きのパソコンかスマホがあれば可能で、特別な機材は必要ありません。相互通信で視聴者とうまくコミュニケーションが取れるのがライブ配信の魅力ですから、ぜひ気軽に挑戦してみましょう。